アブソリュート リニアエンコーダ TIL-205
超小型・薄型光学反射式アブソリュートエンコーダ
リニアエンコーダ
- 検出ヘッド部は12mm×8mm×1.5mm(ケース無)と超小型となっています。
- アブソリュートトラックとインクリメンタルトラックを同じ光学ヘッドで検出しているため、高精度・高分解能での検出が可能です。
- 分解能は最大12.5nmまで設定可能で、リニアスケールは最大6.71mまで対応可能です。
- 検出出力はシリアルデータで出力され、データフォーマットはBiSS または SSI が選択可能ですので、用途によって使い分けが可能です。
クロックレートは最大20MHzと高速ですので、高い更新レートが実現可能です。 - 設定保存用のEEPROMを内蔵していますので、設定が保存できます。
型番指定 | : | TIL-205/FPC長-分解能(bit) |
FPC長 | : | FPCの長さ指定。実際の長さはFPC長 + 10mm |
分解能(bit) | : | 分解能 = スケールピッチ(0.2048mm) / 2^(分解能(bit)) 例)11[bit] ⇒ 0.2048[mm] / 2^11 = 0.2048[mm] / 2048 = 分解能0.1um |
TIL-205
コネクタピンアサイン
コネクタ:JST製 SM08B-SRSS
ピンNo. | 信号名 |
---|---|
1 | GND |
2 | +5V |
3 | MA+ |
4 | MA- |
5 | SLO+ |
6 | SLO- |
7 | SLI+ |
8 | SLI- |
項目 | 仕様 |
---|---|
定格電圧 | DC 5V ±10% |
定格電流 | 75mA typ(無負荷時)、140mA typ(100Ω終端時) |
検出方法 | 反射型、青色LED使用 |
用途 | リニアエンコーダ |
分解能 | インクリメンタルトラック 204.8μm 最大分解能 12.5nm |
最大速度 | 61..44m/s |
インターフェース | BiSS Slaveまたは SSI Slave |
入出力信号 | MA+/- (マスタークロック) SLO+/- (スレーブ出力) SLI+/- (スレーブ入力、BiSSモードのみ) |
最大クロック周波数 | BiSSモード:20MHz、SSIモード:10MHz |
ステータス表示LED | コネクタ側基盤に実装 緑色点灯:エラー無、赤色点灯:エラー有 |
項目 | 仕様 |
---|---|
温度 | -10~85℃ |
湿度 | 10~85%(結露なきこと) |
使用場所 | 屋内(腐食性ガス、塵埃のないこと) |
リニアスケール
型番指定 | : | S205Lスケール有効長材質 |
205 | : | スケールピッチ 0.2048mm |
スケール有効長 | : | 実際のスケール長は、スケール有効長 + 2mm となります。 |
材質 | : | N=ニッケルスチール t=0.2mm 例)有効長50mm、ニッケルスチール ⇒ S2048L50N |