小型・高分解能エンコーダ
エンコーダシリーズ(インクリメンタルエンコーダ)
光学反射式エンコーダにインターポレータ機能をリジッドフレキシブルプリント基板(RFPCB)に実装して、小型化と厚さ1.5mmの薄型を実現しております。
完全正弦波を出力するため、高分割の逓倍が可能となり、最小分解能をリニアでは、0.1μm、ロータリでは0.000125°を達成しております。
弊社製造ユニットでは、TAシリーズのエンコーダを内蔵し小型・高精度の特長を十分に発揮しております。
TA-200 | リニアエンコーダ 小型薄型光学センサーヘッド(10×15×1.5mm)を実現し、極小スペースに対応。 |
TA-016 | 逓倍数選択型リニアエンコーダ 逓倍内蔵タイプの小型薄型光学センサーヘッドを使用したコンパクト型です。 |
TAR-200 | ロータリエンコーダ 小型薄型光学センサーヘッドを基板実装した回転向きエンコーダ。 |
TAL-200 | リミットセンサ付きリニアエンコーダ TAシリーズのリニアエンコーダにヘッドとスケールによるリミットセンサ搭載。 |
TAI-200 | センサー・逓倍IC一体型リニアエンコーダ 小型薄型光学センサーヘッドと逓倍ICを基板実装し、ケーブルレスを実現。 |
リニアスケール |
ロータリスケール |
特長
- 小型薄型光学センサヘッド(TA-200:10x15x1.5mm)を実現
- 逓倍数を200倍まで任意に選択可能
- 光学反射式で正弦波出力波形もモニター可能
- スケールとのギャップ:0.75±0.25mmと許容値が大きく取付けが容易
- リミットセンサ付きエンコーダヘッドもラインアップ
- A相、B相のインクリメンタルライン上にZ相を設けており、スケールは幅狭且つ薄型を達成
- シールド対策を施した6層のRFPCB(t=0.1mm)採用でノイズ対策強化
- スケールにはニッケルスチールやPETフィルムを採用することで低価格で提供
- 高精度対応としてガラススケールも用意
原理
光学式エンコーダセンサヘッドからのLED光をスケールに反射させ、スケールのパターンの違いをディテクタで検出し、下図のような完全正弦波信号を出力します。(A, B相出力)
A相、B相出力が完全正弦波信号のため、逓倍器による任意の逓倍数設定で高分解能を実現しました。
A, B相共に最大200逓倍まで分割可能。
出力波形
A+, A-, B+, B-, Z+, Z-の差動信号で出力されますのでノイズに強い信号を作ることを可能にします。
エンコーダシリーズ(アブソリュートエンコーダ)
- 本エンコーダはインターポレータ機能を内蔵した小型アブソリュートリニアエンコーダです。
- 電源投入後原点移動不要ですぐに絶対座位置動作ができます。
- ファクトリオートメーションとして生産現場で進むロボット化や高機能、高精度化が進む自動化システムに活用できます。
特長
- アブソリュートトラックとインクリメンタルトラックを同じ光学ヘッドで検出しているため、高精度・高分解能での検出が可能です。
TIL-205 |
リニアエンコーダ |
TIR-205 |
ロータリエンコーダ |
リニアスケール
ロータリースケール